㉓『湿ったインテリア』
2025.5
親の泣き顔が幼かった。
出産を控えた夫婦、チアとジュウタはマンションの一室に内見に訪れた。
案内をする不動産屋のタクはチアの大学時代の恋人だった。
2人は部屋を決めることにした。
半年後、部屋では赤ちゃんがけたたましく泣いている。チアと共に面倒を見ているのはジュウタではなくタクだった。
タクは子供に愛情を持ち切れず、チアとの関係もぎくしゃくしていく。
そんな中、タクの母・タナコが遠方から孫との初対面の為に訪れる。
自分の余生に絶望感を抱いていたタナコにとって孫は希望の光であった。
タナコが赤ちゃんと留守番している時にカキエという婦人が訪ねてくる。
カキエはジュウタの母親だった。
過去と現在、愛と執着、親と子——2LDKの中でドロドロと混ざりあって…
ウンゲが送る昼メロ的ネオ愛憎劇。
脚本・演出
本橋龍
劇生(出演)
黒澤多生、豊島晴香、根本江理、藤家矢麻刀、松田弘子
会場
期間:2025年5月19日(月)-27日(火)
会場:早稲田小劇場どらま館
スタッフ
音楽:浜間空洞
美術:小駒豪
照明:渡邉結衣
音響:大嵜逸生
舞台監督:黒澤多生
演出助手:小島淳之介
宣伝美術:一野篤
絵:山口洋佑
制作:中條玲 / 山中美幸
映像:ニュービデオシステム
作品映像
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