⑬ツアー公演『動く物』(東京/北海道)
脚本・演出
本橋龍
劇生(出演)
黒澤多生 豊島晴香
台風の日に1人で動物園に来た時、ビショビショになりながら僕は逆に檻の中にいて、観察されてる様な気がした。檻の中の動物は幸せだろうか。人間という動物にしか、恐らくその価値観はないのだけど。それを考えることで自ら心の檻に入るということでしか、自然の摂理に収まる為の最低限の節度やモラルは得ることはできないんじゃないか。
平成29年度北海道戯曲賞大賞作品。
自意識の最果ての失楽園@六畳間。
ウンゲツィーファの代表作、「動く物」は小さな部屋で同棲している男女が逃げ出してしまったペットを探しているうちにあらぬものを見つけてしまう、という内容のお話です。北海道戯曲賞大賞を頂いたものから書き直しを加えて上演するつもりです。そうせざるを得ないから。演劇だって、つまり人間だって、なんとか動物ですから。
念願だった北海道での公演も行います。ずっとやりたかった。はじめまして、不束者ですが宜しくお願いします。
日程
【東京】2019年11月3日-10日|全13ステージ
【札幌】2019年11月16・17日|全4ステージ
会場
【東京】ウンゲ荘
【札幌】PECORANERA GALLERY(円山)
https://pecoranera117.jimdofree.com/
スタッフ
【東京】
制作|阿部りん
撮影|上原愛
宣伝美術|江原未来
絵・音楽|坂口恭平
WEB|犬飼勝哉
企画制作|ウンゲツィーファ
協力|青年団
【札幌】
制作|阿部りん
撮影|上原愛
宣伝美術|江原未来
絵・音楽|坂口恭平
美術協力|安田せひろ 劇団fireworks
WEB|犬飼勝哉
協力|青年団
主催|ウンゲツィーファ 北海道文化財団
後援|北海道
アフタートークゲスト
羊屋白玉(「指輪ホテル」芸術監督)
森嶋拓(飛生芸術祭ディレクター)