『8hのメビウス』深化版
「おまえもおれも、あんたもわたしも。
メビウスの輪の最中で。」
コミネは勤めていた「合同会社メビウス」を辞めた。アルバイトのシバタとの諍いが原因だ。
元々会話も少ない妻のサチにはバレる気配もなく、会社に行くふりをしてウーバーイーツをやりながら
私人逮捕系YouTuber「ワロボロス」の動画を見ていた。
シバタもメビウスのバイトを辞めた。
50歳にして自営業をリタイアした後、メビウスのバイトは暇つぶし程度にやっていただけだった。
娘のアスナと一緒にキャンピングカーでの日本一周の旅をすることが夢だが、妻と離婚してからずっと嫌われている。
メビウス社員のサカヅキは急な人手不足に途方に暮れた。
メビウスの仕事は、帯状の長い物体を八の字巻きで巻き続ける仕事だ。
巻いたものは出荷されて、ぐちゃぐちゃになって戻ってくる。
それをまた巻く。巻き続ける。
生産性もやり甲斐もない労働をやり続けて生きる人々の、世界を俯瞰する余裕もなく、
目の前にあるものを奪い合う蠱毒のような日々と、最果てで見つめる小さな光の物語。
脚本・演出
本橋龍
出演
黒澤多生、近藤強、高澤聡美、豊島晴香、はましゃか、藤家矢麻刀、百瀬葉、山田薫
日程
秋田公演:2026.1.31 sat – 2.1 sun
東京公演:2026.4.15 wed – 4.20 mon
会場
秋田公演:アートボックス卸町
東京公演:BUoY
スタッフ
脚本・演出:本橋龍
音楽:浜間空洞
美術:小駒豪
スタイリスト:カワグチコウ
照明:渡邉結衣
音響 (東京公演):大嵜逸生
映像:megzo
舞台監督:黒澤多生
演出助手:はましゃか / 山田薫
楽曲提供:heron
宣伝美術:一野篤
絵:樋口寛人
記録映像(東京公演):河野恭平
制作:山中美幸 / 山下悠
当日運営(東京公演):加藤七穂










