演劇公演情報

ウンゲツィーファ演劇公演

『湿ったインテリア』

2025.5.19 mon  - 27 tue @早稲田小劇場どらま館

あらすじ

「親の泣き顔が幼かった。」

出産を控えた夫婦、チアとジュウタはマンションの一室に内見に訪れた。
案内をする不動産屋のタクはチアの大学時代の恋人だった。
2人は部屋を決めることにした。

半年後、部屋では赤ちゃんがけたたましく泣いている。チアと共に面倒を見ているのはジュウタではなくタクだった。
タクは子供に愛情を持ち切れず、チアとの関係もぎくしゃくしていく。

そんな中、タクの母・タナコが遠方から孫との初対面の為に訪れる。
自分の余生に絶望感を抱いていたタナコにとって孫は希望の光であった。

タナコが赤ちゃんと留守番している時にカキエという婦人が訪ねてくる。
カキエはジュウタの母親だった。

過去と現在、愛と執着、親と子——2LDKの中でドロドロと混ざりあって…

ウンゲが送る昼メロ的ネオ愛憎劇。

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〈出演〉

黒澤多生 / 豊島晴香 / 根本江理 / 藤家矢麻刀 / 松田弘子

〈STAFF〉

脚本・演出:本橋龍

劇作家/演出家/俳優舞台美術家/WS講師/ウクレレ吟遊詩人 演劇ユニット「ウンゲツィーファ」主宰。 映画美学校アクターズ・コース講師。 一児の父。 自身の劇作を「青年(ヤング)童話」と呼んでいる。 執筆戯曲『動く物』が平成29年度北海道戯曲賞にて大賞を受賞。

音楽:浜間空洞
美術:小駒豪
照明:渡邉結衣
音響:大嵜逸生
舞台監督:黒澤多生
演出助手:小島淳之介
宣伝美術:一野篤
絵:山口洋佑
制作:中條玲 / 山中美幸
映像:ニュービデオシステム


推薦コメント

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phonto_亀島さん
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phonto_亀島さん
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誰とは言わないが、のちのち後悔するがよい。
本橋龍に岸田戯曲賞を授与しなかったことを。
候補にすらしなかったことを。
今からでも遅くない、彼には岸田戯曲賞をふたつあげるべきだ。

私は本気である。
嘘だと思うなら、ウンゲツィーファの『湿ったインテリア』を見てみればいい。
きっとこの意見に同意してくれるはずだから。

土佐有明/ライター



ウンゲツィーファの演劇では、
いつも自分が生きてて何気なすぎて
記憶に残していないほうの部分を目の当たりにすることになる。

そんな空間を、同じ現実の中で、
僕が生きているのに経験できるのは、
とんでもないことなんじゃないか。

そんなわけで、僕はウンゲツィーファの公演があるとつい足を向けてしまう。

坂口恭平



第69回岸田國士戯曲賞の候補作に
本橋龍の『8hのメビウス』を入れなかったのは歴史的な過誤であったと思う。
三たび(だっけ?)言おう。

私は演劇作家としての彼の才能を疑ったことは一度もない。
終わりなき日常に閉じこもるのではなく、狭いアパートの窓から世界を凝視し、
劇を投げつけること。
観ろ。

佐々木敦



なぜ働いていると演劇が観れなくなるのか――
の理由は人の数だけあれど
こと自分について言えば、労働現場や家族生活に比べ、
虚構性の強度において、演劇が劣後してしまっていることが大きい。

かつては逆だった。演劇こそが足場たりえた。

そんな私の半身をいまでも打ち震わせてくれるのが、ウンゲツィーファだ。
毎日を送るのに必死なあなたにこそ観てほしい。

九龍ジョー(編集者)



生きていくと、いつの間にか積もる澱を、
意識にも上がらないような奴を、この目で見たい。
見て、それを共有したい。という気持ちがあって。
演劇のやり方で形造って見せてくれたウンゲツィーファ。

ありがとうウンゲツィーファ。
また見たいよウンゲツィーファ。

亀島一徳(俳優/ロロ)


ウンゲツィーファ

劇作家・本橋龍を中心に活動する演劇ユニット。2024年で活動10周年を迎える。

リアルな日常描写と潜在意識にある幻象を、ひとつの舞台空間で重ね合わせ、
複数のシーンやキャラクターが交錯することで、新たな景色や感情を生み出していく
「撹拌(かくはん)される会話劇」として独自の作風を確立。

代表作『動く物』が平成29年度北海道戯曲賞大賞を受賞し、以降も2年連続で優秀賞を受賞。
緻密な脚本と没入感のある演出で小劇場ならではの濃密な演劇体験を通じ、
観客を「ここじゃないどこか」へと誘う。


〈日時〉

・5/19(月)19:30~

・5/20(火)14:00~ / 19:30~

・5/21(水)14:00~* / 19:30~

・5/22(木)休演日

・5/23(金)19:30~

・5/24(土)14:00~ / 19:00~*

・5/25(日)14:00~ / 19:00~*

・5/26(月)19:30~

・5/27(火)14:00~*

全12回

※上演時間約100-110分を予定。*の回は上演後にアフタートーク有り。
※受付開始、開場は各回開演の30分前になります。
※5/19(月)〜 5/21(水)は「前半チケット」として割安でご観劇いただくことが可能です。

早期予約キャンペーン
前作『8hのメビウス』の公演映像を期間限定で無料公開キャンペーンは終了いたしました。
※『8hのメビウス』公演映像はキャンペーン終了後有料配信を予定しております。

アフタートークゲスト

〈チケット〉

【予約(事前入金)】Pass Market

前半(5/19(月)〜 5/21(水): 3,200円

後半(5/23(金)〜 5/27(火): 4,200円

・学割::2,500円(前半・後半一律料金)※事前入金のみ

・支援::8,000円(前半・後半一律料金)※事前入金のみ。
 先着15名のみ。観劇+特典付き応援チケット 
 特典①『湿ったインテリア』試演会ご招待(5/16(金)夕方頃予定)
 特典②『湿ったインテリア』上演台本
 特典③ウンゲツィーファ公式ステッカー
 ※試演会のご案内は詳細が決まり次第別途メールにてご連絡いたします。

【予約(当日清算)】カンフェティ取り置きシステム

前半(5/19(月)〜 5/21(水)): 3,300円

後半(5/23(金)〜 5/27(火)): 4,300円

【当日券(予約なし)】

前半・後半: 4,700円(前半・後半一律料金)

学割:2,900円

〈注意事項〉
※公演が中止となった場合を除き、払い戻しや他公演への振替対応はできかねます。あらかじめご了承のうえ、お申し込みください。

※学割をご利用の方は、入場時に学生証のご提示をお願いいたします。

※当日精算でのご予約をキャンセルされる場合、キャンセル料が発生することがございます。詳細はチケット予約サイトにてご確認ください。

※感染症対策の影響により、公演情報が急遽変更となる場合がございます。最新情報は公式サイトやSNSをご確認ください。

〈会場〉

早稲田小劇場どらま館
住所:東京都新宿区戸塚町1-101-3

アクセス:
東京メトロ東西線「早稲田」駅から徒歩5分
都営バス「馬場下町」バス停より徒歩2分
都電荒川線「早稲田」駅から徒歩8分


〇協力 

くによし組、小骨座、青年団、点と、にもじ、バストリオ、みちばたカナブン、レトル、早稲田小劇場どらま館

◯企画・制作 

ウンゲツィーファ