ワークショップのお知らせ

演劇作家本橋龍の無理しない演劇のWS

無理しない演劇のWS(ワークショップ)を開講しました!
僕たちが「無理しない」為に、
・やりたくないことを無理にやらない。
・生活を圧迫しない。
この2点を守りながら演劇を行う方法を模索していく場を目指しています。

◯演劇未経験の方へ。
演劇は日々の行動や生活を客観的に捉え直すトレーニングになると思っています。例えば恋人に「愛してるよ」と言いたい、けど言えない。とします。ではこれを俳優の台詞と考えたとしたら。本当のように、できるだけ嘘なく言うには、どうしたらいいだろう。そう言ったことを稽古場で話し合うわけです。そうした地味な探求こそ、演劇の豊かな時間だと思っています。「恥ずかしいこと」は殆どしません!お気軽に是非!

月1程度で定期開催中!

【告知】無理ゲキの集大成『ちょっと無理して演劇公演やりましょう』開催決定!

参加者みんなで一つの演劇作品を作り、実際にお客さんを招いて公演しちゃいましょう!

詳細は後日発表します、こうご期待!

〇日程 5/19(日)、5/31(金)、6/14(金)、6/23(日)、7/6(土)、7/7(日)、7/28(日)、8/3(土)、8/4(日)


◯次回の開催

2024.3/30(土)

『書き割りで遊ぼう!』

「書き割り」とは舞台用語で、シーンの背景を板や布に書き込んで情景を表すもののことです。このWSでは白いTシャツにマジックで書き割りをして、それを吊るしたり着たりして演劇のシーンを作ってみます。

本橋と図鑑で今月とある公演(ムニ『赤と黄色の夢』)にて舞台美術を担当したのですが、その時に書き割りを扱いました。

物干し竿を舞台上に吊るして、そこに書き割り布をかけて洗濯バサミで止めて、シーンごとに洗濯物を取り込むみたいに外して付け替えるといったもので、このシステムを「干し書き割り(ほしがきわり)」と命名しました。

書き割りは布一枚でシーンの風景を固定化できてしまう強さがあります。それでいて手軽に付け替え可能です。そんな書き割りの技法に洗濯物という生活感漂うイメージを組み合わせることでシーンとシーンをシームレスに繋ぐことができるというのが「干し書き割り」です。

干し書き割りは、書き割りが持つハリボテ故のチープさや演劇的バグも活かしてしまえるような懐の深さがあるとも感じています。

まだ発見したばかりのこのシステムを使って一緒に遊んでみませんか?

新しい演劇の可能性を一緒に探求しましょう!

〇日程 3月30日 11:00〜16:00 (ランチ付き)

〇料金 / 5,000円(Tシャツ代 1,500円)

※書き割りをするTシャツの代金が別途1,500円かかります。(Tシャツはお持ち帰り頂けます)書き割りをする為の服をご自身で持ってきていただいた場合こちらの代金はかかりません。マジック等で絵を書き込むための服になります。形はどんなものでも良いですが、絵が目立つように白系統(白、薄めの色)の色の服でお願いします。

・「赤と黄色の夢」割引 / 500円引き

 ムニ『赤と黄色の夢』をご観劇頂いた方、当日ご申告頂ければ割引致します。

@図鑑house(神奈川県大和市南林間)※細かい所在地は予約頂いた方にのみお伝え致します。


▼予約方法

※締め切り→3/27(水) 24:00まで

①LINEで予約

↑登録頂ければ予約についてのメッセージが受信されます。

毎月のWS情報や関連企画の情報なども配信しますので是非登録して下さい!

②メールで予約

✉️murigeki@gmail.com

こちらのアドレスに以下の内容を入力の上送信下さい。

①氏名(偽名可)

②ご希望の日程

③年齢、性別(未回答でも可)

④演劇経験の有無

※定員が8名前後となります。

※精算方法は当日現金のみとなります。領収書等必要な場合事前にご連絡頂けると助かります。

※人数制限のあるWSなので、キャンセルはなるべくお控え下さい。キャンセルされる場合は早めにご連絡頂けると幸いです。


▼Aコース

『日常に「演劇」を添えてみる』

◯概要

演劇をやらない演劇のWSです。

未経験大歓迎です。

ちょっとお洒落でもして、何も持たずに来て下さい。

このWSで持ち帰れるものはありません。

でも、帰り道で世界の見え方がちょっぴり変わっている筈です。

例えば日常で誰かに体験談なんかを話す時に、その体験をした場所を少しだけその場に再現したりするような時があると思います。登場人物の誰かを自分で演じるような時があると思います。言ってみればそれって殆ど演劇ですよね。

演劇って誰しも日常でやってるんです。

そしてそれに少しだけ意識的になることで、僕らは何にでもなれるし何処にだっていけるんです。

▼Bコース

『旅の作戦会議的に脚本を読む会』

◯概要

演劇作家本橋龍の手がけた脚本の読み合わせをします。

脚本って地図のようなものだと思うんですが、旅において地図を見ながら計画したりする時間って1番楽しかったりするなって思います。

特に演劇を作る側にとってみれば公演っていうのは消化作業になりがちで、我々にとって本読みや稽古の段階の方が発見に溢れていて豊かだとさえ思います。

そういったことを再確認する場になればって思うし、演劇やったことないって方には味わったことないだろう瞬間を共有したいなって思います。

できるだけ自由に、伸び伸びと、お互い失敗し合いながら。発見を楽しみましょう。

▼Cコース

『何もないところから演劇が現れて消える2日間』

2日間で演劇を創作し、最後に簡単な発表会をします。集まった人たちで演劇を定義するところから始めて、演劇公演における時間のかかるセクション(台詞覚え等)は避けつつ其々が2日間でできることをして、いわゆるな完成を迎えなくとも最後に発表会をします。

創作のテーマは『ファッションショー』。洋服作りの場である図鑑houseでオリジナルファッションショーを考えてみます。他者の服を着て決められた動きをするということは演劇の原点だと思っています。

おまけに参加者のパフォーマンス中のそれぞれ個別の写真もプレゼント致します!

演劇未経験でも何も問題ありません。所謂な演技のようなことは多分ほとんどしません。何も持たず、考えず、身体だけで来てみてください。

▼Dコース

『脚本のつくりかた教室』

2日間でそれぞれが短い脚本(戯曲)を創作するWSです。「そもそも物語ってどんなもの?」というところから考え、簡単なワークをしつつ創作に向かっていきます。これまでほぼ独学で脚本の創作をしてきた本橋ならではのWS。

脚本を書いたことないという方も大歓迎です!

※既に参加頂けた方もリピート、コースの行き来大歓迎です!その都度違った楽しみがあると思っています。

WS体験レポ漫画

ウンゲツィーファで写真や映像に携わっている上原愛が、ワークショップの体験をレポート漫画に仕立てました。


ファシリテーター : 本橋龍

1990年生まれ。さいたま市出身。
演劇ユニット「ウンゲツィーファ」主宰。
リアルな日常と意識下にある幻象の世界を行き来する自身の創作の特徴を「青年(ヤング)童話」と名付けている。
執筆戯曲『動く物』が平成29年度北海道戯曲賞にて大賞を受賞。
近年では映画美学校アクターズ・コースの修了公演の脚本演出を担当。

会場 : 図鑑house

ファッションブランド「図鑑」の
ギャラリー+アトリエ+家。
江ノ島線南林間駅から徒歩8分程。
詳細はご予約いただいた方に
メールでお知らせ致します。
Instagram

ランチ : チャンドラ・スーリヤ

ネパールインド薬膳料理、解毒美肌整腸のお料理
ネパールのおばあちゃんに習った伝統料理をお楽しみいただけます。
Instagram

※ランチは会場にカレーを宅配して頂きます。


企画・制作

ウンゲツィーファ & 図鑑