⑪『自ら慰めて』
脚本・演出
本橋龍
出演
伊藤拓 内田倭史 善長まりも 豊島晴香 西留翼
「表現活動とは須らくオナニーである。」3年前「自ら慰めて」の脚本を書いた時のテーマを最近よく考える。芸術、アートを志す人たちが多すぎる気がする。それに対して受け手、観客はとても少ない。皆自分の話を聞いてほしい。人の話を聞きたいって人は少ない。この間、ニュージーランドにワーホリに行ってる彼女から突然電話がきた。彼女は泣きながら「私が人に優しくするのは全部、良い人に思われたいだけなんだ。」ということを言った。「優しさ」っていうのはその葛藤のことを言うのじゃないかな。大丈夫。きっと人は思ってるより優しい。そうやって自らを慰めながら生きていくのだ。
日程
2018年8月30日-9月2日|全8ステージ
会場
RAFT(東京・東中野)
http://raftweb.info/
スタッフ
音楽|坂口恭平
絵|村井守
舞台監督|黒澤多生
演出助手|仲鉢りさ
記録|上原愛 仲鉢りさ
音響|鈴木智博
制作|阿部りん
アフタートークゲスト
九龍ジョー